八重桜

桜が散っちゃったようなどと昨日の日記に書いてしまいましたが、今朝散歩してみましたら、八重桜が満開になっていました。
そうだよ、八重桜はこれからなんじゃないとちょっと嬉しくなりましたです。

八重桜というと私がいつも思い浮かべてしまうのは、わかつきめぐみさんの「Ｓｏ　Ｗｈａｔ？」です。
エピソードの一つに主人公のお祖父さんが彼女のために書いた童話というのが出てくるのですが、それが「他の桜より遅れて咲くのを嘆く八重桜の話」なんです。

八重桜は他の桜が咲いている時には咲けず、みんな散った後に一人（一本？）だけ咲くことになってしまう。（それでもってそれを寂しいと嘆くんじゃなかったかな？）でも遅れて咲いても鳥や動物たちはちゃんと八重桜の所に来てくれるのだと…そんな内容だったと思います。

ほんのちらっとだけ出てくるエピソードですが、他のキャラクターの言葉と共に、私はなんとなく思い出すことが多いです。

「ごく普通の桜の私としては八重桜が羨ましいですよ」




まったくもって本当にごくごく普通の桜の私としても八重桜が羨ましい限りです。